タンスから世界へ!|なぜ着物をリメイクするのか。

ご挨拶

皆様、こんにちは!

リメイク着物のオンライン販売を行っております、

K´FORWARD(ケイ ダッシュ フォワード)です。

初回の投稿で、我々の簡単な自己紹介などをさせていただきましたが、今回初めてBLOGを読んでくださる方のために念のため。

我々K´FORWARDは、着用されなくなった古い着物をリメイクしてネット販売しております。

それら商品の特徴は、お持ちのお洋服と調和がとれるような、モダンなデザイン。

これには、若者や海外の方にも普段使いしていただきやすいようにという思いが込められています。

意外に身近なSDGs

さて、本題に戻ります。

今回は、SDGsについて考えてみました。

なんだか、堅苦しそうと思われるかもしれませんが、ほんの少しだけお付き合いくださるとうれしいです!

2015年9月の国連サミットで「持続可能な開発目標」である、「SDGs」が掲げられてから、はや8年以上が経過し、ここ数年でよく耳にするようになりましたね。

一般社団法人 日本SDGs協会 HPより引用

このうち、12番目にあたる「つくる責任、つかう責任」は、持続可能な消費と生産のパターンを確保することを目標としています。

抽象的すぎて、ピンときませんよね。笑

実は我々もそうでした。

環境庁のホームページによると、2022年度調査で、1人あたりの年間衣類購入枚数は18枚、手放す枚数は15枚、一年間一度も着用されずに箪笥の肥やしになっている服はなんと、35枚!

手放された15枚のうち、66%はごみとして、処分・埋め立てされているとのことですから、一人あたり年間10枚近くの衣類をごみとして処分していることになります。

こうして聞くと、身近な問題のようにも感じませんか?

着物に新たな命を!K´FORWARDとSDGs

我々K´FORWARDは、着物が廃棄される場面にたまたまよく遭遇したこともあり、ぐっと身近に感じました。

ご年配の方が、着用しなくなった着物を、譲渡先がないために、廃棄せざるを得ない現状。その多くは大切に、美しく保管されたものです。

見て見ぬふりはできませんでした。

理由はシンプル。

「もったいないから」

我々はそんな着物を譲りうけたことからスタートしたのです。

着物は衣類でありながら、日本の伝統工芸品としての側面も持ちます。

その美術的価値も高いものだと日本人であれば感じるでしょう。

しかし、その一方で、美術的価値が高いが故に、その着用機会は、晴れ舞台にとどまることが多く、普段使いしている方は少ないのではないでしょうか。

その結果、着用されなくなった着物は、箪笥(タンス)の肥やしとなり、いずれは持ち主とともにその生涯に幕をおろしてしまうことが多いのです。

K´FORWARDのコンセプトは “着物に新たな命を”

着用機会が失われ、文字通りに、日の目を見ることがなくなった着物に、現代風のアレンジを加えることで、斬新かつ個性的なデザインへと仕上げ、新たな命を吹き込みます。

こうして息を吹き返し、新たな形に姿を変えた着物は、唯一無二、一点物の商品として、新たなパートナーであるお客様のもとへと届けられます。

箪笥(タンス)から世界へ。

なんていうと、少し大袈裟にも聞こえますが、それくらいのスケール感でお届けしたい。

色合いも柄も1点ずつ、まったく異なる着物。

そこから生み出される、誰ともかぶらない商品をあなたのもとへとお届けしたい。

新たなファッションスタイルを、ともに造り上げませんか?

少し熱くなってしまいましたので、本日の投稿はここまでとさせていただきます。

記事を最後まで読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

また、次回の記事でお会いしましょう。